中に誰も いませんよ
どもども、ひゃくとんです。
つい先日、大きな駅前をふらふらしていたら。
パチンコ屋さんの前で、
全身被り物のマスコット?が勧誘しておりまして。
少し様子を見ていると。
出入りするおじちゃんおばちゃんには誰にも相手にされず。
ボコボコと右往左往しており。
時折やってくる子供にヒット&アウェイされては。
何をするでもなく虚構に手を振ったりしており。
もう少しコンセプトをはっきりさせた方が(´_ゝ`)
といらぬ心配をしつつ。
暑い中ご苦労様です、と。
しみじみ。
着ぐるみといえば。
じつはひゃくとんも学生時代、
とあるイベントで「中の人」を担当したことがありまして。
裏手で着ぐるみに変身し。
小さい子供たちの前で体操したり、
ハイタッチしたり写真撮影したり、
という一連の流れを経験したことがあります。
スタンディング・バイ。
着ぐるみって、大変なんですよ。
地味に重いので瞬時に動けないですし。
基本的に話せないですし。
アタマ自体は、
実際はヘルメットで固定されてまして、
意外と思い通りに動かせるんですけれども。
まぁ。
あつぅい。
室内だったとはいえ。
中は完全に蒸し風呂状態。
おまけに。
後半は、キャラの目の内側まで水滴が出来てしまい。
なんにも見えない。
よりにもよって。
子供たちの笑顔もブラインド(´・ω・`)
人影と手触りだけで乗り切るという、
壮絶なるバイトでした。。。
だからこそ。
大手遊園地の「キャラクター」たちが、
いかに凄いかっていうのがより分かります。
相手への振る舞いだったり。
無茶振りへの対応だったり。
でも。
そういった心遣いの結果で、
誰かに喜んでもらえたりするのって、
純粋に幸せなことだなぁと。
着ぐるみなんて着ていなくても。
社会に出ればそれぞれの「立場」に身を包んで、
その時々で与えられた職人を演じなければいけないことも、
多々あると思いますが。
一度、ひと呼吸おいて。
ガラスの仮面を被り。
必要なキャラクターになりきるということも、
ときとして大切なのかもしれません(*´ω`*)
日々何かを被って生きている皆さま、ご苦労様です。
中に人にも、幸あれ。
はぴはぴ!