夜
道路を挟んで
連なる公園
ベンチには冬が座っている
橋の両端には
営みと遊園地
作られた緑
自然な赤
そこに偽りはない
過ごしてきた日々を水平線へ
雨はまた昇るように
日は何度も沈む
積み重なる
つちかさなる
表だけ照らされる心
裏側もきっと同じ模様
美しい縫包たちよ
欠伸をしている場合じゃない
ほら
月が咲いているよ
プカ プカ プカ プカ
どもども、ひゃくとんです。
最近行った焼肉屋さん。
わざわざトイレ前に喫煙室が設けられていて。
喫煙室があるだけでも珍しいのに、
そもそも排煙フード*1だらけなのに、
敢えて分煙しているの凄いと感心してしまった豚です。
もくもく。
自分は煙草を全く吸わないのですが。
あまりにも吸える場所が少なすぎて、
少し可哀そうだな、とも思うひゃくとんです(´Д`)
というのも。
父が1日20本は吸う結構な喫煙者で。
『死んだら線香代わりにタバコが良い』
などと普段から宣っておりますが。
旅行先でもレストランでも宿泊先でも。
あまりに禁煙過ぎて、いつも父だけ煙草を吸いに移動しています。
世知辛い世の中ですな。
父といえば。
小さい頃から冗談が好きで、
幼く純朴な息子娘たちをよくからかっては喜んでいたのですが。
そんな父の左膝の内側には。
ちょうど小指大ほどの、まぁるい古傷がありまして。
「どこでケガしたの?」
と恐る恐る聞くと。
『戦争で、撃たれたんだよ』
と父。
当時は愚直に、
父親も戦争で戦ってくれたんだ……!
と存亡の眼差しで見ておりました。
時が経ち。
たまたま、そのときの話題を思い出し。
父に戦争話を聞こうとしたら案の定、爆笑。
まあ。
後にも先にも、
母からも父の徴兵話は聞いたことがなかったので、
幸いにもずっと国内にいたことは確かなのですが。
結局、あの傷はなんだのかと再度聞いてみたところ。
『寝タバコだよ?(´_ゝ`)』
とのこと。
。。。
人生というものは。
煙が目に染みて。
苦くて黒く染まるものなのですね。
気が付いていないだけで。
未だに勘違いしたままに事象があるかもしれぬ。
ああ。
これだから辞められませんな、ブログは。
ぷはーっ!
*1:七輪の真上にある空気を吸う筒
星が 降るようで
どもども、ひゃくとんです。
少しずつ日が伸びてきて。
けっこう明るい時間に犬の散歩ができるようになりましたな。
ぽてぽて。
夜の散歩はのんびりできて。
色々な考え事を整理できるので割と好きです。
夜といえば。
大学生の頃は「何事も経験」の精神のもと、
頑張って重い腰をあげて色々なイベントに無理くり参加していたのですが。
そのうちのひとつが。
年齢がバレる(´Д`)
「肉眼でめっちゃ見えるらしい」
と友人が興奮していたことをきっかけに、
免許取りたてのメンバーでレンタカーを走らせ、
山の上から観ようと遠征をしたのでした。
鬨は2010年12月。
雪でも降りそうなほど寒く、
フロントガラスがみるみる結露していきながら山登り。
山頂近くになると。
車を停めて空を眺めている人がチラホラ。
出来る限りの防寒具に身を包み。
外に出て見上げたヨゾラ。
beautiful. ※イメージ図
その日は天候にも恵まれて、
数秒おきに流れ星を堪能できる天体ショーでした(*´ω`*)
感動。
会話もなく、
何を考えるでもなく。
ただ夜空を眺めている時間は今でも時々思い出します。
一緒にみた空を忘れても、
一緒にいたことは忘れない、みたいな。
バンプ。
当時。
流れ星へ何をお願いしたのか忘れてしまい。
今となってはそれが叶ったかどうかは分かりませぬが。
ふたご座は極大であれば毎年見えるそうで。
何かを願ったことだけは覚えていて。
毎年、冬の夜になると、
「あの時の願いが叶っていますように」
と、ちょっとおセンチになりながら散歩をしておりまする。
さてと。
そろそろハーネスを付けて。
おいぬとお出かけしてきますかね。
それでは!