国浪とんコツ日記。

真面目に不真面目なお医者、ひゃくとんによるコツコツ便り。

木登りの思い出。

とむそいや

 

どもども、ひゃくとんです。

 

皆さん。

最近、木登りしてますか?

 

……え。

真面目ですよ(; ・`д・´)

 

というのもこの前、職場の人が。

「休みの日に子供に木登り体験させてきたんですよ」

と言っていて。

 

そうか。

今の世の中は、

木登りですら体験させに出向かなくてはいけないのか、

と思った次第でして。

 

よくよく公園を見渡したら、

そもそも今時の樹木は、敢えて登れないような高さまで、

伐採されていることも多く。

 

先祖代々(?)、

木の上で生活していたものとしては、

とても悲しく感じる次第でございまする。

 

子供の頃、憧れませんでしたか?

全国のツリーハウスおすすめ19選!宿泊可能でおしゃれな木の上の秘密基地 | キャンプ・アウトドア情報メディアhinata

ツリーハウス。

 

ただでさえ欲しかった秘密基地が、

なんと大人もなかなか進入できない木の上にあるんですよ。

最の高。

 

高いところが嫌いな私でも。

辺境のベースとなるとまた話は別腹。

 

こんな感じで、

木の上には無限の可能性があると思っていて。

小さい頃はよく木登りしていました。

 

当たり前なんですけれども。

木の上から見える世界って、とっても広いじゃないですか。

 

太くてもしなやかな枝に注意しつつ、

緑の生い茂る上に向かって腕を伸ばし。

自分ってこんなに重かったのかと身体を感じながら、

ずんずん。

 

頃合いの良い休憩場所に跨って、

幹から伸びる枝葉の色合いだったり。

葉っぱの擦れる匂いだったり。

 

鳥とか虫とかを探しつつ、ふいと下を見ると、

ずいぶんと遠くまで来てしまったなあと感じながら、

普段見ている光景を少し高いところから見るだけで、

公園の、街の、世界の解像度が少しずつ上がっていく感覚というか。

地続きの広がりに感動していたりしたわけです。

 

ミカンや柿ならば、

もぎって食べることもできただろうになんて妄想しつつ。

葉っぱを手にとっては太陽にかざしてみたり。

 

令和の時代は。

手荒れや衛生を気にして、

そもそも木々を触る機会も少なくなっているようで。

 

安全に生きることも大切ですが。

冒険の中でしか学べないことも多いので。

 

コンクリートな生活の中に、

少しでも自然を探してみるのも良いかもしれませぬ。

 

とはいえ。

まずは登れるほどの筋力と体力。

そして、減量。

 

木から落ちるのにも段階がいるのだなと、

お腹の脂肪をつまんで悲しくなるひゃくとんなのでした。

うっきっき!