とむそいや
どもども、ひゃくとんです。
皆さん。
最近、木登りしてますか?
……え。
真面目ですよ(; ・`д・´)
というのもこの前、職場の人が。
「休みの日に子供に木登り体験させてきたんですよ」
と言っていて。
そうか。
今の世の中は、
木登りですら体験させに出向かなくてはいけないのか、
と思った次第でして。
よくよく公園を見渡したら、
そもそも今時の樹木は、敢えて登れないような高さまで、
伐採されていることも多く。
先祖代々(?)、
木の上で生活していたものとしては、
とても悲しく感じる次第でございまする。
子供の頃、憧れませんでしたか?
ツリーハウス。
ただでさえ欲しかった秘密基地が、
なんと大人もなかなか進入できない木の上にあるんですよ。
最の高。
高いところが嫌いな私でも。
辺境のベースとなるとまた話は別腹。
こんな感じで、
木の上には無限の可能性があると思っていて。
小さい頃はよく木登りしていました。
当たり前なんですけれども。
木の上から見える世界って、とっても広いじゃないですか。
太くてもしなやかな枝に注意しつつ、
緑の生い茂る上に向かって腕を伸ばし。
自分ってこんなに重かったのかと身体を感じながら、
ずんずん。
頃合いの良い休憩場所に跨って、
幹から伸びる枝葉の色合いだったり。
葉っぱの擦れる匂いだったり。
鳥とか虫とかを探しつつ、ふいと下を見ると、
ずいぶんと遠くまで来てしまったなあと感じながら、
普段見ている光景を少し高いところから見るだけで、
公園の、街の、世界の解像度が少しずつ上がっていく感覚というか。
地続きの広がりに感動していたりしたわけです。
ミカンや柿ならば、
もぎって食べることもできただろうになんて妄想しつつ。
葉っぱを手にとっては太陽にかざしてみたり。
令和の時代は。
手荒れや衛生を気にして、
そもそも木々を触る機会も少なくなっているようで。
安全に生きることも大切ですが。
冒険の中でしか学べないことも多いので。
コンクリートな生活の中に、
少しでも自然を探してみるのも良いかもしれませぬ。
とはいえ。
まずは登れるほどの筋力と体力。
そして、減量。
木から落ちるのにも段階がいるのだなと、
お腹の脂肪をつまんで悲しくなるひゃくとんなのでした。
うっきっき!