国浪とんコツ日記。

真面目に不真面目なお医者、ひゃくとんによるコツコツ便り。

今が一番、若いんよ。

極若今在。

 

どもども、ひゃくとんです。

 

今朝、目が覚めたら、

目の前に茶色い毛玉がありまして。

夢現にいい匂いだなとクンクンしていたら。

寄り添っていた柴犬でした(*´ω`*)

ほっこり。

 

※イメージ画像。

 

最近、夜間だけ寒い日々が続いているので、

温もりを求めて傍に来てくれたのかもです。

ぬくぬく。

 

ほっこりといえば。

担当している患者さんとの会話で、

とても心が温まる内容のものがありまして。

普段、意図的に患者さんとのエピソードは書かないようにしていたのですが。

どうしても皆さんと共有したく、備忘録としてこちらに。

 

春先の出来事。

いつものように問診していて、

途中、お誕生日が近かったので年齢談議になりまして。

 

お祝いの言葉を送りつつ、

「今年一年はどんな年にしたいですか?」

と聞いたところ。

 

『昔やっていたジャズピアノでも再開しようかな』

 

とのお言葉。

昔と言っても、実際に始めたのは20年前とのことで、

今までは聴くのが専門だったところ、

ふとしたきっかけで弾いたり辞めたりを繰り返しているんだとか。

 

その方、結構なご年配者なので素直に尊敬。

私も挑戦する心を忘れないようにしたいです、

なんて話したら。

『今が一番、若いの精神よ』

とアドバイスを頂きました。

 

うむ。

確かに。

 

少し調べてみると、

この「今が一番若い」という言葉、放送作家永六輔さんの発言が有名だそうで。

現代版だと、林修先生の「いつやるk?今でしょ!」に通ずるものがありますよね。

 

自分の人生の中では、

思い立った瞬間が一番若い。

 

勿論。

若い頃のように、覚えの悪さというのはあるかもしれませんし、

身体も脳も思い通りに動くかと言われればそういうわけにもいかず。

10代の1年と、30代の1年では全く違いますもんね。

 

かといって。

老い自体が悪いなんてことは全然なく。

体力が落ちた分、経験や判断力が増えていって。

色々と乗り越えてきた中で、その年齢になって初めて生まれる「やってみようかな」という感情は非常に尊いものがあると思うんです。

 

縛られているのはマインドだけで。

年齢なんて、ただの数字に過ぎないのかもしれません。

 

スタートが30歳であっても。

10年続けたら、どんなものであってもそれなりの形になれますし。

なにより、充実した日々を送れることは間違いないですもんね(‘ω’)ノ

 

年齢を理由に、新しいことへのチャレンジを躊躇わないようにしたいです。

ネバギバ!