国浪とんコツ日記。

真面目に不真面目なお医者、ひゃくとんによるコツコツ便り。

加齢を味わう。

君はまだ シンデレラさ

 

どもども、ひゃくとんです。

 

こないだ。

職場の人たちと「アンチエイジング」について語り合いまして。

そういうものに無頓着な私。

皆さんが意外にも美意識が高いことに驚き。

 

毎朝一杯の白湯が良いだとか、

最近はNMNサプリなんかも流行っているんだとか、

色々な知見を手に入れることが出来ました。

博識。

 

年齢というものは等しく平等で。

どんな人でも順番に年老いていくもので。

その「老い」の部分に耐えられず。

もがき苦しむ我々(´・ω・`)

 

実際にひゃくとんも。

連日の徹夜は一晩では回復しなくなりましたし。

3階まで階段であがるには息を整えないとしんどい。

 

あるネット記事によれば。

35歳を過ぎると、新しい音楽への感受性もガクンと下がるとかで。

精神も年を取るよなあと改めて実感。

 

嫌味ではなく。

割と童顔で若く見られがちなものでして、

個人的には早く風格を身に着けたいと思うとるのですが。。。

 

風潮として。

若く見られたいと思う、その心はどこから来るのでしょうか。

 

友人の美容外科の先生に聞いてみると。

特に若い世代においては、SNSを通じた自己表現の場が一般的で、

容姿端麗で煌びやかな人が持て囃されがち。

どうしても醜形恐怖症に陥りやすいんだとか。

 

思うに。

検索すればなんでも見えてしまう世の中だからこそ、

自分を「持っていない側」だと錯覚してしまい、

自己肯定感が低くなりやすくなっているのではないかなと。

 

美貌に限らず、

幸せの尺度に年齢も加味されてしまっているというか。

 

若い頃しかできない、という言葉自体が、

若年世代に焦りを生み出し、熟年世代への緊張を齎しているような気がします。

 

残酷な事実として。

いくら技術が発達していたとしても、

年齢が低いとどうしても確率的に達成が難しい事象もあります。

 

だからといって。

そのことだけに囚われて、

加齢を悪いものだとする考えは勿体ない(;^ω^)

 

必ず訪れるということは。

過去からの地続きであるということで。

その時々を恐れずに味わう余裕がある方が、

人生100年といわれる現代に合っているのかなと。

 

40代に見える60代になるよりも。

皺くちゃで白髪交じりの初老になりたい。

 

まとまりのない文章ですが。

そのとき、そのときを楽しめる精神力を、

今後も培っていきたいと思いまする。

良い年の取り方をするぞい!