【最重要】はじめに【必読】
この記事の趣旨はあくまでも「医師国家試験予備校の概要を『ひゃくとんが』『独断と偏見100%』でまとめる」といったものであり「各予備校に優劣をつける目的は一切ない」です。
エビデンスレベル0以下の、あくまでも収集した情報を個人的にまとめたメモ書きの公開だということをどうぞ御理解ください。
なにより。
私の持論は「どのような予備校・問題集でも国家試験合格は十分に可能」というものです。
特に予備校に関してはそれぞれの良さがあり「これだけ面倒を見てもらえるならばカリキュラムから外れさえしなければ国家試験の結果に差はない」と思っております。
(実際に合格率はそこまで差はありませんし、上記のことは面談したどの先生・事務の方々もおっしゃっていました。)
そして、これだけの情報過多の時代。
問題集やネット講義だけでも「合格点は」取る事ができると考えております。
なので、予備校関係の方も、元門下生の方も。
週刊ひゃくとんのような週刊誌感覚で読み飛ばすことをお勧め致します。
せんてんすすぷりんぐ。
万が一「明らかに間違っている」情報など御座いましたらコメントください。
むしろ感謝です、ひゃくとんが助かります。
収集した情報源
今回のソースは以下の通りです
・各予備校のHP
・ひゃくとん自身が個別相談会で聞けた・得た情報
・実際に昨年度本科コースに在籍していた方からの報告
データから見えてくる予備校の合格率
まずはこちらをご覧いただきたい。
※ トピックス|医師国家試験対策予備校 テコムより抜粋
この結果からも分かるとおり、国家試験を受ける回数が増えるほど合格率は著しく低下することが一目瞭然ですね。
しかしながら。
各予備校の合格率をHPで見てみると、どこも90%前後(!?)
ぬぬぬ。
人数とか構成とか、知りたい。
ということで。
ひゃくとんの独自調査を元に、こんな表を用意しました。
表1)各予備校の受験者数・合格者数・合格率
受験者数 | 合格者数 | 合格率(%) | |
MEC全国 | 221 | 205 | 92.8 |
TECOM全国 | 非公表 | 非公表 | 90? |
MAC | 約30 | 非公表 | 90? |
ふむふむ。
そしてこんなものも作ってみました。
表2)各予備校(東京校限定*1)の既卒者別受験者数・合格者数・合格率
受験者数 | 合格者数 | 合格率(%) | |
MEC新卒 | 80 | 79 | 98.7 |
MEC多浪 | 11 | 非公表 | 非公表 |
TECOM新卒 | 40 | 39 | 97.5 |
TECOM多浪 | 20 | 非公表 | 非公表 |
MAC新卒 | 22 | 20 | 90.9 |
MAC多浪 | 約10 | 非公表 | 非公表 |
※ここでいう新卒とは2015年度卒であり、浪人1年目の予備校生を指す。
・・・・・・。
意外と教えてもらえないんすよね(´・ω・`)ショボーン
非公表について補則すると。
MECやTECOMについては「多浪生は基本的に出席率が悪い方が多く、予備校のカリキュラムにのっとっていない」という認識らしいです。
そのため、個々のカウントとしては除外している、と。
MACについても「講義出席率80%以上」を「本科生」とみなしているので、HPのデータと実際の本科生人数に乖離があるのは仕方がない、とのスタンスでした。
これらから分かることは。
予備校は データの見せ方 上手だな
ということですかね。
ただただ高い数字に惑わされないように生きることは、どの業界も同じなようです。
以上のことから概算すると、
全国の国試浪人生のうち、実に45%前後が予備校生*2であり、その合格率は平均して概ね90%で推移している。
ということが判明したと同時に、自宅浪人の合格率は30%程度であると推測できます。
これは暗に「予備校に通うべし!」といっているのではありません。
家庭の事情や自身の置かれる環境から予備校に通うことが困難である人は大勢いますし、実際に自宅浪人で合格している人も沢山います。
あくまでも客観的(それも信憑性の低い)データの上では、ということを留意しなくてはいけません。
各予備校の具体的な内容については、今晩中にまとめていきたいと思いますのでお楽しみに。。。
ふう。疲れたじょー。
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