国浪とんコツ日記。

真面目に不真面目なお医者、ひゃくとんによるコツコツ便り。

過去って結構、変わるみたい。

そして繰り返す

 

どもども、ひゃくとんです。

 

最近。

といっても定期的に流れてくる奴ですが。

Twitterでこんな画像を目にしまして。

平成初期生まれのわたくしとしては、

だいぶ変わってきたのだなあ、と

しみじみ。

 

歴史の研究とは面白いもので。

過去自体は変わっていないのに、文献を紐解いているうちに、

認識していた事実と異なる経過が発覚したりしているようで。

 

そうして。

現代の物言いと差異が生まれたときには、

その呼び名自体も変更することもあり。

 

医学でいえば。

痴呆症が認知症に代わったのも意外と最近で。

今度は糖尿病もダイアベティスに呼び名が変わるとかで。

 

まったり生きたいと思いながらも。

頑張って時代の流れに取り残されないようにしたいという、

我儘なひゃくとんです。

ダブスタ

 

名前といえば。

以前からちょくちょくお話している、

母方のおばあちゃんのエピソードをひとつ。

 

わたしのおばあちゃんの名前は「はなこ(仮名)」といいまして。

平仮名だからか、趣があって素敵な名前で、

年賀状なんか書く時にも個人的にニコニコしていたんですけれども。

 

そのお婆ちゃん。

体調を崩して入院したことがありまして。

みんなでお見舞いに行ったときのこと。

 

入院ベッドって、

柵のところに患者確認のためのプレートあるじゃないですか。

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こんなの。

 

その氏名のところに。

「はな」

って書いてあったんですよ。

 

おやおや。

うちのばぁばは「はな『こ』」ですばい、

まこち、書き間違えとっとよ、なんて思っていたら。

 

同じくお見舞いに来たお爺ちゃん。

「元々、はなって名前だよ」

と。

 

え?(´_ゝ`)

 

曰はく。

祖母本人は「はな」という名前が古臭くて嫌いだったらしく。

孫を含め、対外的には「はなこ」として生活していたそうで。

 

20年以上、祖母の本名を知らなかった私。

お大事にどころではなくなってしまいました(;^ω^)

 

世の中には。

変わらないものもあれば。

変わっていくものもあるようで。

 

真実を知ったところで。

彼女が望んだ通り、わたしの中では、

お婆ちゃんは「はなこ」のままで生き続けるのです。

 

人生の航路は続く。

トゥービーコンティニュー!