
KP
どもども、ひゃくとんです。
巷では、「若者の飲み会離れ」なんて言葉が久しい今日この頃。
私の周りの若手医師たちも、
「定時になったら速攻で帰宅し、Uberを頼んでゲームをするのが至高」
という、極めて正しい生存戦略をとる人が増えています。
そんな中、私はというと。
職場の飲み会には可能な限り、
それも「全力で」参加することにしています。
「おいおい、ひゃくとん、ついに医局の権力に屈したか?」
「結局、体育会系のヤンキー文化に染まったん?」
なんて言葉も飛び交いそうですが。
これは姑息で薄汚い私が導き出した、最もコスパの良いリスクマネジメントなのです!
ばばん!
ちょっと話は変わりまして。
なにかで意見が食い違ったときには、
言い方の御作法として「枕詞(クッション言葉)」が重要なのは周知の事実ですよね。
実は飲み会は、
この「枕詞」という名の最強の麻酔薬を、
大量に無料配布している場所なんですよ。
たとえば。
「部長は、実は釣りの話を振ると機嫌が良くなる」
「あの看護師さんは業務の効率化には厳しいけれど、後輩の体調不良には人一倍敏感」
こういったカルテには絶対に載っていない個体の生態データを、
お酒の席で仕入れておくと、日中の業務が驚くほどイージーモードになります。
無理なお願いを通すとき、不手際を謝罪するとき。
飲み会で得た「相手が大切にしていること」を知っていれば、
適切な麻酔(枕詞)を打つことができる。
すごい汚い言い方をすると、2時間の飲み会参加は、
その後の364日の業務効率を上げるための「先行投資」なんです\(^o^)/
仕事の現場は、基本的に業務・成果の戦場。
しかし人間は感情の生き物でもあるので、
どうしても「ヒト」の感情が、「コト」の進捗を邪魔することがあります。
飲み会はあえてヒトの領域に踏み込むことで、
日中のコトを円滑にする装置なんだと思っていまする。
ヒトの顔をしたコトの解決なんですよね。
シラフで正論をぶつけるのはコストが高すぎるときでも、
お酒が入ると相手の論理の壁が薄くなることはよくある話で。
強面のドクターにもアルコールの勢いで「先生、頼みますよ〜」と言えば、
普段なら数時間かかる調整が数分で終わるかもしれない(`・ω・´)ゞ
飲み会代というコストで、
面倒な「論理的折衝」というプロセスをスキップしているわけで。
もはやこれは、一種のバイパス手術みたいなものです。
そしてそして。
議論解決のの最終兵器は、美味しいものを提供することだと思っていて。
飲み会において私は、自身を「聞き上手という名のスイーツ」として提供しています。
相手の愚痴を「へぇ、そうなんですね」と観察対象として楽しみながら聞く。
そうすることで、相手の血糖値(承認欲求)を満たしてあげる。
すると翌日から、
相手は私に対して「自分を受け入れてくれた味方」として認識を改めてくれることも。
自分自身の心は出火させず、相手の心だけを鎮火させる。
これぞプロの仕事(^ν^)
もちろんですよ。
一緒に働く仲間と美味しいご飯とお酒で舌鼓をすること自体も大好きですが。
飲み会に全力で参加するのは、それが楽しいからだけではなく。
翌日からの自分が。
いかに低いストレスで、いかに少ない努力で、いかに円滑に業務を回せるか。
そのための情報収集と根回しの場でもあるんです。
生存戦略。
もし、飲み会で必死にサラダを配っている私を見かけたら、
「ああ、ひゃくとんは今、未来の自分の自由時間を必死に買い戻しているんだな」
と、温かい目で見守ってください。
なんて。
酔っ払いみたいな論理なんて当日は遂行できず。
ただの酔っ払いになるのがオチのひゃくとんなのでした。
べろんべろん!