
ぞこぞこ
どもども、ひゃくとんです。
春が近づくと。
少しづつ虫たちの行動も活発になり。
さざめきとともに、
ぼちぼちスプレーも準備しなくてはと身構える私です。
ガード。
そういえばちょうど。
最近ラジオを聴いていたら、昆虫博士なる人がいろいろと語っていて。
「虫」ってなかなか定義が決まっておらず、
体が3つの節に分かれた6本脚の生き物=昆虫というのにも例外がいて、
飛ぼうが飛ぶまいが、ミミズだろうがトカゲだろうが「蟲」なんですって。
ほうほう。
我々が無数に感じている虫たちも、
脊椎がなく軟体でもない、といったザックバランで曖昧な分け方で。
世の中、白黒つけられるものばかりじゃないんだなと。
白黒で言うと。
小学校のときに好きだったワードに「変態」がありまして。
初めて覚えたのは破廉恥なワイドショーではなく昆虫図鑑でして。
虫は成長とともに変態するんだ、というもの。
このフォルムチェンジには完全と不完全があり。
要するに、幼虫から成虫の過程での身体の変化のお話なんですけれども。

※マイナビー中学受験ナビから拝借
完全変態と不完全変態の定義はとてもシンプルで、
幼虫から成虫になる過程で蛹になるかどうかという差だそう。
蛹(さなぎ)とは成虫になる前の形態でほとんど動くことができず、
エサも取れない。もちろん外敵からの防御力はゼロ状態。
さらには。
完全変態の昆虫の見た目の特徴は、幼虫と成虫で姿がガラリと変化すること。
チョウなんかは良い例で、幼虫のときはイモムシで蛹になったあと、
成虫のきれいな蝶々になりますもんね。
このガラッと変化、さながらシンデレラみたいで素敵ですよね。
はらぺこアオムシ。
一方で。
不完全変態の昆虫は、幼虫も成虫も見た目が似ています。
イメージしやすいのは、バッタやコオロギ。
幼虫と成虫で、羽などの大きさの違いはあれど、見た目はほぼ一緒。
ただ不完全変態の昆虫にも、セミやトンボのように、
幼虫から成虫になるときに見た目が変わる例外はいるようです。
なんて調べているうちに。
やっぱり私もどこかで、完全変態になる願望があるんだなと。
変身ヒーローが如く。
成長していく中でパラダイムシフトが起こり。
今の自分とは違う完全体になることを夢見ている節がある。
が、無論。
人間は当然のように不完全変態。
見た目も心も、劇的に変わることはありません。
いや。
完全だろうが不完全だろうが。
虫たちの心も、その過程でそこまで変わってやしないのではないか。
子孫繁栄という大義のもとに魂を燃やし、
その儚い虫生を全うしようとする心意気。
生きることへのパッションが欠けているだけなのではないか。
そうかひゃくとんは。
心の変態を望んでいたのかもしれません。
文字面だけだとかなり怪しいですが。
いつか精神が羽ばたけるその時まで。
蛹のような心で頑張っています。
もぐもぐ!


