国浪とんコツ日記。

真面目に不真面目なお医者、ひゃくとんによるコツコツ便り。

国旗がトップにあがるとき。

白旗, サミット, イスタクシウアトル, 山, 登山, 雲, 自然, 風景

皆さま ご起立ください

 

どもども、ひゃくとんです。

 

仕事上、ご年配のかたと話す機会がままある私。

雑談のなかで普段の過ごし方を聞くと多く寄せられるのがテレビ鑑賞。

 

音楽がてらとりあえず流す人もいれば、

ニュースに時代劇にと狙って鑑賞している人もいて。

年代の影響か、視聴率が高いのは専ら野球と相撲。

 

今年の巨人はどうだとか、

やっぱり日本出身の力士が強いと嬉しいねえとか、

図らずも放映スポーツに詳しくならざるを得ない日々を過ごしています。

 

この時期になると、シーズンスポーツは優勝も決まり始め。

セレモニーでは国旗が掲揚されるシーンがあり。

日の丸をみるたびに、幼少期の校庭を思い出したりしています。

 

国旗掲揚

月曜日の全校集会や運動会などの季節行事では、

君が代」に合わせて少しづつ旗があがっていくわけですが。

これがまたタイミングがむずかしい。

 

過去に何度か旗手を務めたこともありますが。

おおよそ1分程度の音楽に乗せて、同じリズムで、

曲の終了とともにテッペンに揚げ切るというのは、

凡そ義務教育の生徒児童には高難易度で。

 

風に煽られる旗影を見上げながら、

手元のロープの残り幅でのみ調整しなくてはならず。

国家にAメロやサビはないものの、

千代に八千代にで半分でいくには速すぎ、

苔がむす前に挙がり切っては締りが悪く。

 

ふと。

これも人生と同じ難しさがあるのでは、

などと振り返り思うなどして。

 

曰はく。

日の丸を自分に見立てるのならば、

一番の大盛り上がりにトップで揺らめくのが理想で。

順調に登っているかといえばそんなこともなく。

怠慢に低みで揺らめいている可能性も大いにあり。

 

然るに。

人生の大サビとはいつなんだろうか。

まだまだBメロにも入っていないのに息切れしていないか。

既に白旗を振っている自分はいないか。

 

周りを見渡すと。

曲がかかる前から揚がり始めている人間や、

音楽に合わず、その音楽も極端に助長でいつまでも揚がり切らない人間もいて。

 

いっそのこと。

何も考えずにその頂きで揺らめいていたいと、

なんのフラグも立てずに一攫千金を夢見る気分のときもあれば、

かといって、あまり早くに”あがって”しまうのもつまらない気もしています。

 

ときとして。

途中でロープが切れてしまったり、

揚げる手を離してしまうこともあり得るわけで。

その場所もいつも穏やかな屋内とは限らず。

校庭の砂利が舞い上がる大嵐の夜であることもあったり。

 

そうはいっても。

一度国旗を揚げると決めたからには、

静かに少しづつ、曲に身体を寄り添わせ。

アンダンテに力強く、それでいて力まずに引き揚げていけるような。

些細ではありますが、そんな思いだけでも靡かせてあげたい。

 

なんて。

揺らぐ心と秋の夜の戯言でございました。

ちゃんちゃん!