積もれども 積もれども
どもども、ひゃくとんです。
ついこの前。
「お金よりも時間が欲しいぜよ」なんてブログを書いたばかりですが、
ちょっと思い出話をば(・∀・)
短い人生を振り返ってみても、
流石に宝くじで賞金を手に入れた幸運者は近くにおりませんでしたが。
わたし界隈にはなぜか、小金をコツコツと積み上げることで、
はちゃめちゃに興奮するタイプの人間がそばに多く。
言うなれば。
節約。ポイ活。コスパ重視。
にドハマりしている者ばかり集まっております。
本日はそんな選りすぐりのメンバー3人をご紹介。
烏合の衆そのいち。
通称、ポイントねこばば人間。
彼は几帳面で数字にも強く。
みんながやりたがらない集金や飲み会設定など、
所謂「幹事」を率先して行ってくれる稀有な人間なのですが。
お店のポイントを根こそぎ奪うことに魂を注いでおり。
そんなことしなくても感謝の気持ちなどお伝えするのに、
札束のようなポイントカード入れを見せつけながら、
「みんなのおかげで次回はドリンクが1杯無料だよ」と悠々と語るのです。
衆そのに。
デートポイ活人間。
彼女は俗に言うウェブサイトポイ活に嵌っており。
朝のログインボーナスから広告視聴はもちろん、
クイズやアンケートに答えることで生計を立てているらしく。
彼氏とのデート中に徐にスマホを立ち上げ、
目の前のコース料理を写真に納めるのかと思いきや。
「この時間内に視聴しないとポイント貰えないから」と、
モバイルバッテリーを差しながら動画再生を始める徹底ぶり。
衆そのさん。
おしり冷たい人間。
その方曰はく。人生で一番削れるのは固定費らしく。
殊に電気ガスなどの光熱費については敏感で。
エアコンはもちろん、部屋の電気もギリギリまでつけないという。
以前、自宅飲み会で訪れたときには、流石に豪華絢爛にもてなしてくれましたが。
トイレを拝借して座ってみると、便座のコンセントが抜かれており。
冷たい便座には慣れているものの、ここまで行くと少し心も冷えますな、
と用を足したこともありまする。
そう。
節約というものは、人に見えずにやっているからこそ美徳であり、
目に見えて削減している姿が見えてしまうと、
こちら側も金遣いに萎縮してしまうような気がするのは、
わたしの我儘なのでしょうか(´・ω・`)
積み重ねたお金で手にする小さな幸せと、
そのことで失うかもしれない小さな違和感と。
ひゃくとんのように、
口座にお金がなくても楽観視している人間ばかりではないのだと、
つくづく実感する毎日でございまする。
るるるのる。