国浪とんコツ日記。

真面目に不真面目なお医者、ひゃくとんによるコツコツ便り。

ひゃくとんとソーラン節。

どっこいしょ どっこいしょ

 

どもども、ひゃくとんです。

 

オリンピックでは初種目のブレイキンで盛り上がり、

いまの小学校体育ではダンスが必修になるなど、

わたしが思っている以上に人類は踊り狂っていることに気が付き。

 

歴史を紐解いても、

古来から人間に限らず動物たちは、

ことあるごとに身体をリズムに合わせていることに、

正直おどろきを隠せずにいます。

 

コロナ渦においても。

運動不足解消に自宅で出来るダンスを!なんて動画がバズり。


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え。なに。

みんな実生活で内緒でおどってたん?

知らないだけで各家庭に先祖代々の舞踊があり、

起床時はみんなで踊る文化がメジャーなのか?

なんて疑心暗鬼になったこともあります。

 

誇張はさておき。

ふざけながらもひゃくとん自身も、

義務教育は文化的学習の時間とやらに、

御多分に漏れずソーラン節を踊っておりました。


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父の転勤で港町に引っ越すことになり。

海だの漁だのにゆかりのある地域にとって、

ソーラン節は親和性が高かったようで結構に歴史があり。

この街でソーラン節をみたりおどったりは風物詩となっているようでした。

 

家訓の舞踊はおろか、

運動神経もままならないわたしのとっては相当にハードワークでしたが、

三味線の音色に合わせてどっこいしょと身体を動かすことは、

なんとも心地が良いもので。

音痴なりに一生懸命てあしを動かしておりました。

 

そんな努力も実ってか。

歌手のイトウタキオ氏の生歌唱のもとでソーランできる部隊に選抜され。

地元ではちょっと大きなホールでのお披露目会に赴きました。

 

ただでさえ人前で踊る文化に馴染みのないひゃくとん。

いつも以上に緊張し、何度もトイレに駆け込んだことを覚えております。

 

しっかし。

大きなホールは中学生にはあまりにもダンジョンめいていて。

控室や待機場所が変わるたびにトイレを覚えられるわけもなく。

その都度まわりの大人たちに聞かなくてはたどり着けませんでした。

 

スタッフの皆さんは優しく。

すぐにあっちだよこっちの右だよと導いてくれるのですが。

本番直前に用を足して戻ってきたら担任の先生がややご立腹で。

なんだね、集合時間には間に合っておりますがとニヒルに佇んでおりましたところ。

 

私が道を尋ねていたのはスタッフではなく。

イトウタキオを含めたバンドメンバーだったようで。

 

握手やサインを求めるどころか。

普段なんども耳に馴染んでいたあの楽曲の生みの親たちに、

お手洗いはどっちですかと案内してもらっておりました(;^ω^)

 

幸いなことに。

本番が終わってからも「ああ、トイレの子だね」と覚えてもらっていて。

尿意があることも悪くないことだなと学習したのでした。

えんやこらせ!