国浪とんコツ日記。

真面目に不真面目なお医者、ひゃくとんによるコツコツ便り。

いにしえの国試浪人生が不合格について想うこと。

通過儀礼

 

どもども、ひゃくとんです。

 

突然ですが。

国家試験受験生の皆さん。

本当にお疲れさまでした!(今更)

 

思い返せば。

このブログのそもそもの発起理由が国試合格までの軌跡というコンセプトだったので、

例年、合格発表の時期になると嬉しいことに、

たくさんの方にブログに訪れてもらっております。

 

しっかし。

覗いて貰っている中大変恐縮なのですが。

私の受験年は第110回と111回。

 

国試3日間日程の最終年であり、今は昔のおはなし。

6年という歳月は知り合いの「学生」が学内に一人もいないほどの時間軸。

 

況や。

2日間で400問というハードスケジュールを未経験の私が、

今更、医師国家試験について講釈を垂れるような環境にはおらず。

 

既に医療人としても6年が経ち。

今更に「元浪人経験者だぞい!」

と偉そうに語るには老害も甚だしい限りなのですが。

 

それでも。

自己採点後、不安や焦燥感の最中、

たまたまこのブログを見つけてくださった皆さんへ向けて。

医師国家試験について、少し。

 

合格された方々には。

わたくしから何も言えることはございません。

 

いよいよ社会人です。

同じ医療業界で働けることを楽しみにしています!

 

そして。

このブログ、殊にこの記事を務めて読んでいるであろう、

惜しくも不合格になってしまった方や再度浪人生となる方へは、

ただ一言。

 

過去の記事ですべて言い切っている通り。

受験初年度のようなフレッシュな気持ちで

再チャレンジしてください。

 

数年経った今も、

この記事と想いは殆ど変わっていません(`・ω・´)シャキーン

hyakuton100t.hatenablog.com

そのうえで。

敢えて新たにエールを送るとすれば。

 

今すぐ勉強を開始する。

 

これに尽きます。

 

当たり障りもなく。

残酷ですが。

どんな事情があれ、不合格という事実は絶対に覆りません。

 

ということは。

来年も受験するならば、今この瞬間から、受験生なんです。

 

受けた国試を復習する。

1年の計画を立てる。

予備校や参考書を吟味する。

 

今日から動きましょう。

 

個人的には特に。

記憶がフレッシュな間に「受けたばかりの(不合格になった)試験を復習する」

のが最適だと思います。

 

大手出版社の解説など待たなくて大丈夫です。

自分が本番で、正解・不正解にかかわらず何故その選択肢を選んだのか。

これを、すべての問題・選択肢で考察するところがスタートです。

 

「これはテキストを覚えていたから選んだ」

「ここの本文が引っかかって2択で悩んだけど、分らないのでこっちを選んだ」

「本番ではこの所見を気にしないまま選択肢に進んでしまった」

 

その思考回路すべてを振り返ってください。

 

確実に言えることは。

これをしない限り。

来年もほぼ、同じ結果に成り得ます。

 

合格という、思い描いていた世界線にならなかったこそ。

踏み込んでしまった道のりの中で、最短最速を目指してください。

 

……と。

 

ここまで書いておいて。

ほぼ同じことをmedu4の穂澄先生も仰っていたことに気がつきました(;^ω^)

 

無能長文。

まあ。

大事なことなので2度。

 

なかなか気持ちが進まないとは思いますが。

今この瞬間から。

自分を顧みて、じっくり歩いてみてください。

 

疲れた時には。

この、いにしえのブログをTipsとしてご活用いただければ。

 

かつて受験生だったひゃくとんより。

皆さんの行く先に幸あれ!