自分も書かねば、フェアではない。
こんばんは、ひゃくとんです。
遂に3月最後の週末でしたね。
来週からはもう4月。
新生活や新学年にワクワクしていることと思います。
ゴロリ。
国家試験に不合格となってから季節も巡り。
月並みではありますが。
本当に、あっという間でした(´・ω・`)
今日はそんな。
「ひゃくとんの」浪人生活についてです。
所謂、合格体験記ってやつですね!
ずんずん。
すでに。
この1年間で、皆さんにお役に立てる内容はまとめて記事にしておりますが。
ありがたいことに(?)
「ひゃくとんはどうやって過ごしてたの?」
「予備校行ってたの?それとも宅浪?」
「どうして男なんだよ!女の子だと思っていたのに!怒」
というご質問を仰山頂きまして。
この1年。
本当に、本当に多くの方々から応援を賜りましたゆえ。
『おまけ』という形で、全て公開したいと思います!!
【最重要】はじめに。
ここで、皆さんに強調したいことが2つほど。
1つ目は。
「私の浪人方法は決して皆さんの参考にはなりません」
こちらについては、この記事も合わせてご覧ください。
そしてもうひとつ。
「私はこの方法で『本番の』成績が現役時よりも下がりました」
重要なので何度も言います。
ひゃくとんは、1年間の浪人生活で臨床の成績がダウンしました( ノД`)シクシク…
推移は以下の通り。
110回 111回 増減(%)
必修 156点 (79.2%) 176点 (90.7%) 11.5
一般 134点 (67.3%) 144点 (72.7%) 5.4
臨床 456点 (76.8%) 390点 (65.0%) △11.8
来年度(112回)より、
一般と臨床は合計点にて合否を決定するという情報もあるなか。
こんな成績でありながら、自己顕示欲宜しく、
ブログとして自身の軌跡を記事にしているのには理由があります。
それは、ひとえに。
皆さんには、こんな不都合な浪人生活を送ってほしくなく、
ボーダーギリギリの点数で、ビクビクとした春休みを送って欲しくないからです。
だからこそ。
「良くない浪人生の例」
として、この不毛で要領の悪い浪人生活をケーススタディとして学んでいただき、ぜひぜひ、反面教師として皆さんの浪人生活に役立ててください!
結局ひゃくとんってどんな1年だったの?
まずは。
もったいぶらずに、私が実際に過ごした1年間について語りたいと思います。
簡潔にまとめると。
予備校Aに少しだけ通いほとんど行かなくなり(出席率15%以下)
予備校Bの模試を受け
予備校Cの友人と勉強会をし
自宅では予備校Dを受講しながら
E社の問題集を解く
という。
ハイパーお馬鹿な1年間を過ごしておりました(´・ω・`)
ででん!
そうです。
非常に効率の悪い、最悪の勉強計画の元に歩んでいたのです。
浪人が決まり、予備校へと通うことになるのかなと漠然と考えていたひゃくとん。
しっかし。
それぞれの予備校に、習ってみたい・受講してみたい講座が分散しており
「ここだ!」と決めるのにすんごく時間がかかってしまいました。
結果として。
「すべての予備校にちょっとずつ首を突っ込む」という、
1番やってはいけない予定に。。。
これが後述する、本番での成績downの原因の1つだと考えております。
実際に受講したネット講座・模試一覧
● TECOM
・覚えることが減っていく!基礎力養成講座
・SELECT講座
・TARGET講座
・公衆衛生講座
・必修問題予想講座
・救急対策講座
・ラストV講座
● MEC
・病態生理講座
・解剖生理講座
・臓器別対策講座
・症候学講座
・特別講座・治療薬
・サマライズ(メジャー・マイナー)
● MAC
・国試で問われる最速講座
・国試最短講座
・国試直前大予想講座
● medu4
・全講座(テストゼミ、究極マップ含む)
●その他、主に使用した参考書など
・QB voi.1~7(主にOnline ならびに QB Assistを利用)
・合否を決めた206問(井出冬章/医学評論社)
・「まとめてみた」シリーズ(天沢ヒロ/医学書院)
・year note 2016
●模擬試験
・TECOM 1~4
・MEC 夏・冬
……どうです。
凄い非効率でしょう?(ドヤァ
あれだけ「復習が大事!」と言っておきながら。
同じ教材での復習は多くて2周。
多教材を回すことで復習しようという、トンデモ理論で過ごしておりました。
おかげさまで。
大抵の医師国試予備校講師には詳しくなりましたね(笑)
模擬試験の成績はどうだったの?
既にネットでの閲覧ができなくなっていたので、
ぱっと手元のあったTECOM 3 の結果を載せますと。。。
こんな感じでした(´・ω・`)
他の模試も得点率はどの時期のものも、上記と同じくらいだったかと。。。
現役時代は、得点率は7割前半で推移していたかと思います。
※ 浪人生は自宅受験が可能であり、マークシートと同時に解説書も届くので「本番と乖離しすぎ!」「解説書見ながら解いたのでは?」との疑念に関しては、もはや信じて頂くしかないですね(汗
つまり。
模擬試験だけをみるならば、浪人生活によって成績は上がりました!
……ですが。
模試は、模試です。
本番ではギリギリでしたので、知識の定着率や本番力はお察しです。
ご質問が多かったので、ご参考までに。
浪人したのに本番の成績下がっとるやんけ!
上記の通り。
極度の不安症から、手広く色々なものに手を出してしまった私。
今回、臨床の成績が大きく下がってしまったのは、これが一番の原因だと思います。
実際。
予備校に通ったり同じネット講座を見続けている方々は
総じて本番での成績がアップしていることからも自明で、
「同じものを何度も繰り返して味わう」
のが一番であったと痛感しております。
もう1つ。
こちらは気質的なものであり言い訳にもならないのですが、
ひゃくとん、極度の緊張症でして(´・ω・`)
人生で「本番」とつく試合・試験では、悉くカチコチでした。
無論。
殊に資格試験である国家試験に関しては「成績」が全てなので。
そういったメンタル事情や当日のコンディションも含めて実力だと思っております故。
成績低下の件に関しては、何も言い訳できません。
ですが。
ただ1つ強調させていただきたいのは。
「各予備校テキストは特色は違えど、どのテキストでも合格点は取れる」
ということです。
もし仮に。すべての講座をしっかり身に付けられてたならば。
「国家試験を徹底的に分析して作成された『あたらしい』テキストで学び」
「検査から治療までのアルゴリズムを『標的』にした講義で学びつつ」
「臨床力と予想力で『要約』された知識を学びながら」
「直前期には長年の講師力にて裏付けされた『大予想』で学んだ」
訳ですから、当然、臨床力は向上していたはずです。
何より。
私の最終的な目標は、本番で良い成績を取ることではなく、
国家試験に一刻も早く合格することでしたので、各テキストを絶賛したり批判したりできる立場にはおりません(;´・ω・)
その辺りも含めて、参考にしていただければと存じまする。
めちゃんこ講座取ってるけど、浪人資金はどこから??
今回の浪人生活に関して、少しでも親に負担をかけたくなかったので。
6年間のバイト代を全て、上記のネット講座代・参考書代に回しました。
「そんなにお金あるわけないやろ!」
「各予備校のHPから項目コピペしただけやんけ!!」
ってくらい受講してますが……汗
学生時代の出費が少なく、欲しいものも安物が多かったので。
バイト活動に精を出し。
気が付いたら、結構な額を貯めていたんですよ。
(当然、学内試験の結果はお察しです苦笑)
しかし当然、それだけでは「年間の生活費」を賄うことが出来なかったので、
「今年もバイトをして生活費にしたい」と両親に打診したのですが。
「勉強に集中できるように」と、大学生活に引き続き、生活費を頂いておりました。
両親には本当に感謝です。
ひゃくとんの情けなさったらないですね(´;ω;`)ウッ…
ちなみに。
各予備校とも、ローンでの返済が可能ですので、
卒後、月に5万円ほどの返済能力があれば十分に通えると思いますよ!
その他
上記の通り。
浪人生活はヒトによって様々です。
金銭的・環境的にどうしても予備校には通えない方。
だからこそ。
自分の信じた浪人生活を、是非とも続けてください。
youtubeでも述べましたが。
間違った努力は、人を裏切ります。
そういった努力の方向性を見誤らないように。
予備校の説明会へ参加したり、講座サンプルを見たりして、
1年間、やり抜けそうな浪人生活を見つけてください。
このブログを含め。
インターネット上には様々な情報が流れています。
後にじっくりご紹介できればと思っているのですが。
新たな国浪ブロガーも誕生しています。
皆さんは、1人ではありません!
我々を上手に利用して、がっつり合格を掴みましょう!
いつもどうもです!
今回の記事も結構、ブログにしようか悩みましたが。。。
嘘や誤解なく情報を出したつもりです(*ノωノ)
その他、ご質問があればぜひぜひ!