※【注意】以下の記事を必ず読んでからご参照ください※
さてさて。
昨年度、各予備校の説明会の内容を比較し吟味するために始めたこの企画。
正直。
「medu4編」については記事にするかどうか悩みました(´・ω・`)
理由としましては。
・昨年度(2016年)が開講初年度であること
・medu4オンリーでの国試浪人生数が未知数であったこと
・ネット講座という性質上「合格率」という観点からは比較しづらいこと
・穂澄先生にお会いしたばかりで恥ずかしい(*ノωノ)←
などが挙げられます。
しかし。
先日、実際に穂澄先生にお会いした際。
「是非とも、気にせず自由に書いてください!」
というありがたいお言葉を賜ったので。
いつも通り、自由に書いちゃいます!
しゃきーん(`・ω・´)
穂澄先生との対談動画はこちら!
とはいいつつも。
上記の訳があるため、この記事に関しては。
テイストとしては既存の類似記事と同様のテンションで書かせていただきますが、
「昨年度、実際にmedu4の講義を使用した6年生ならびに国試浪人生のナマの声を、ひゃくとんなりに収集・まとめさせていただいたもの」
という視点で閲覧いただければと存じます。
いつにも増して。
あくまでも私が聞いた・得た情報なので「間違っていることも多い」です。
『ひゃくとん、ホンマに受講してたんかい!?』
って方はコメントください、むしろ助かります。
用語説明。
予備校生:本科生として校舎に通う浪人生。medu4には2017年4月現在、
校舎による生講義はないため、今回の場合は「他予備校生」と同義。
医師国家試験対策、新時代に突入!~medu4とは~
※ リニューアルにより新サイトへ。2016年までの旧サイトは こちら
医師国家試験過去問データベース – Database of Japanese Medical Licensing Examination
PCやスマートフォンの普及により、世界は大きく変わりました。今後、デジタル化の波はさらに加速し、生活はより便利になっていくはずです。その波の中で医学教育(Medical EDUcation)、さらには世界の教育の中心にありたい。そうした願いをこめ、medu4(メデュフォー)を結成いたしました。
※ 上記HP内「当サイトについて」より引用
との言葉にもあらわれておりますが。
大手予備校にて教鞭をとっていた穂澄先生が、
退職後に『第4世代医療教育集団』として立ち上げた医学情報発信サイトです。
大学受験予備校で例えるならば、
Z会や学研ゼミのような位置づけでしょうか。
最新(2017年度)のサイト説明についてはこちら。
上記のリンクの通り、medu4は校舎のようなものは存在せず、
・ネット講座による医学教育
・医師国家試験過去問のフリー閲覧ならびに解説、各問題議論掲示板
という2本柱で運営されております。
ネット講座のテキストに関しては、
「申し込み後にpdfファイルをダウンロードし、利用する」
というシステムなので、カスタマイズし放題!
繰り返し印刷して穴埋め問題集として利用したり。
問題演習部分だけ持ち歩いたり。
タブレットに直接書き込んで学習したり。
まさに、第4世代の名の通り、最先端の受講形態です。
また、主宰である穂澄先生はデジタル医療教育に熱心な先生であり、
youtube内に医学関連の無料動画もUPしております。
予備校本科生も受講、驚異の認知率!
medu4 SCHOOLに関しては、活動開始が昨年度(2016年4月~)であるにも関わらず、
その知名度は驚異的であり、Twitterや口コミを通して多くの受験生・医学生に知れ渡っていることは、穂澄先生のTwitterフォロワー数増加率や過去問データベースでの書き込み数からもお分かりいただけるかと思います。
その受講者は、受験生である6年生や自宅浪人生に留まらず。
目の前の講師の講義内容に不信感があるのか大手予備校の本科生にも受講者がいたほどです。
これだけ情報に溢れているネット社会。
医学生も御多分に漏れず、常にアンテナを張っていたということですね。
新機軸「テストゼミ」の凄さ。
今回、実際にmedu4 SCHOOLの受講生に意見を伺ったところ、
その殆どの方が「受講して良かった!」と声を大にして大絶賛していたのが、
「国試横断テストゼミ」です。
【国試横断テストゼミ・Intro】10月後半からの学習スタンス
国家試験の過去問やオリジナル問題の演習セットを、まず自分で解き。
解説講義を聴いて、採点しながら反省と次回への改善点を記していく。
という。
今までの予備校業界にありそうでなかった、問題演習型ネット講座です。
自分だけでしっかり考えて解答へたどり着いた後、
実際に先生が解く「思考のプロセス」を追体験することで、
その学習効果は絶大なものとなります!
また、復習のチェックや各論への知識の広げ方など。
まるで自分の間違った学習法が見られているのではというほどの的確な指摘は、
まさに国試研究家であり、長年個人指導に従事してきた穂澄先生の真骨頂です。
「予備校」は今や「通う」場所ではない!
先日、穂澄先生ご自身がyoutube内にこのような動画をUPしました。
まず大前提として、私も。
「予備校へ通う絶対的な必要性はない」
という意見の立場です。
特に国試浪人生にフォーカスを当てますと、
卵が先か、鶏が先か、という問題はありますが。
『そもそも予備校に通って合格した人間は、
予備校に通わなくっても合格できたポテンシャルがあった人間である』
という自負があります。
ひとえに予備校といっても、学習環境や勉強計画は導いてくれますが、
実際に通い、講義を受け、小テストに挑み、自習室で復習するのは
受験生本人だからです(´・ω・`)
本当に自己管理能力がない人間は、予備校にすら通わなくなります。
そのような、最も救われるべき本科生・多浪生が何故か、
本科生名簿や予備校在籍者国家試験受験者から抹消されている現実は、
ビジネス面を考慮したとしても、真に予備校と呼ぶべきではありません。
既に6年間大学で医学を学び、
過酷な試験の数々を修了したという「証書」を受け取っている以上、
各大学のOB・OG宜しく「合格の素養」は絶対にあるのです。
結局。
予備校に通う本科生が金銭で買っているのは学力ではなく、
1人で勉強計画を実行できるか・合格できるのかという「不安」そのもの
だという事実は忘れずに、自分と向き合ってもらえればと思います。
今後はTwitterで繋がっているあの先生も!?
ここからは予想の観点の域を出ないのですが。
穂澄先生は現役・退職問わず、医師国家試験講師の先生方と幅広く交流しているようです。
昨年度は直前期に総勢5名の先生方と「わらしべ国試チャレンジ」*1を開催し大いに盛り上がりました。
現在のフォロー&フォロワーの先生方に留まらず。
穂澄先生と繋がっている&面識のある先生が、今後medu4講師として教鞭に立ったりコラボ企画に参加したりする可能性は大いにあります。
今やすべての大手予備校から注目を集めているmedu4。
今後も動向には目が離せないですね。
実際の受講生の意見。
・MEC時代の穂澄先生から継続する形で受講。分かりやすさは勿論、マイナーから公衆衛生も穂澄先生なので、国試全範囲をどんなふうに解いているのかが分かって感動した。
・個人的な1番の魅力は安さ。全部受けても10万円前後の受講料で十分に合格できる分量の過去問を学べるのは大きい。
・動画配信日が流動的なのはつらかった。
・自分で印刷して、パンチで穴をあけるのが苦痛だったのでタブレットを購入して、直接ファイルに書き込んでいた。
・客観的に知識をアウトプットする場がテストゼミだけなので先生の推薦通り模擬試験を受験した。
・ほかの予備校と比べると掲載問題数が少ない(補足:少ないといっても、総数はTARGETと同じくらい)のが気になったけれど、だからこそ、選ばれた問題なんだと判断して何度も繰り返して覚えた。
・各論では左ページにまとめ、右ページに臨床像(典型例の国試過去問)という構成になっていて一目瞭然。その反面、すべてそのようなページ構成になっているので、ノートに書き込んだ位置などで記憶することの多い人にはひと工夫必要かと。
・直前講座(国試究極MAP)は一般知識を確認するのには最適だった。ただ、臨床問題に不安のある人は模試の復習のほうにウエイトを置いたほうが伸びるんじゃないかと感じた。
・具体的な受講者の数が分からなかったので「周りでmedu4取ってるの自分だけなのでは」と不安になっていましたが、試験会場では究極MAPや印刷されたmed4u4テキストをもってきている人がチラホラいたので安心しました。
・過去問データベースは無料で閲覧出来て、検索もしやすいので大いに活用したが、コメントのなかには明らかに不必要な書き込みが残っていて2chみたいになっている削除など対応して欲しかった
・宣伝動画だけではせっかくのチャンネル開設がもったいないので、もっとyoutuberとしての活動を増やしてください。
私見。
再三に渡り申し上げてきましたが。
「合格」というもののみにフォーカスを当ててしまえば、
どの教材・予備校・ネット講座を利用しても合格はできます。
そして、穂澄先生のおっしゃる通り。
medu4だけでの国試合格は十分可能です。
最重要なのは。
自分の選んだ国家試験対策を、最後まで信じてやり抜くこと。
同じものを何回も何回も繰り返し、
問題の意図、講師の解説をかみ砕いていけば、
必ず成績は上がります。
選択肢がたくさんあると、
どうしても気になってしまうものですが。
自分の大好きな先生と、
二人三脚で進んでいく気持ちで。
しっかりじっくり、
ズンズン勇往邁進できる対策を選んでください!
「クリックしてちょー」
……。
などという、ふざけた態度でバナークリックを請うていた頃の自分を戒めたい(´・ω・`)