この1年、机に向かう習慣が付いたことは最大の恩恵。
どもども、ひゃくとんです。
国家試験から早2週間以上。
春休みも中盤戦に差し掛かっているところですね。
が。
なんていうか。
落ち着かないんですよねぇ( ´∀` )
受験生生活が人よりも長い分。
「勉強していない」という状況を忘れてしまっています汗
運動していても。
映画を観てても。
皆さんのブログを読んでいても。
「参考書開かなくていいのかい?」
「知識がどぅんどぅん抜けていっているよ??」
という幻聴の数々。
お酒でも飲んだかしらん??(若年性健忘)
そいえば、この1年間。
密かに「研修医になったら読んでみたいなぁ」という医学書をちょくちょくメモって置いたんですよ。
今数えてみたら、なんと。
合計268冊。
2年間だと、3日で1冊読めば余裕ですね!(混乱)
冗談はさておき。
どう考えても初期研修中には読み終わるはずがなく。
かといって。
そろそろ、何か医学的なものが恋しいと感じ始めた。
梅の季節。
思いついたが、ラッキーデイ!!
てなわけで。
最寄りの医学書コーナーへ。
ずんずん。
しかし。
まだ合否の分かっていないチュウブラリンな豚。
「あの成績で勉強とかwww」
「これで国試落ちてたらどうすんねん!」
という内なるご要望にもお応えして。
「研修医の誰もが聞いたこと」がある有名どころであり、
「医学生でも役に立つ」内容で
「春休み、3月中に1度は読み切れる」ような
をモットーに、様々なブログよりおススメをチョイス。
その中から 6冊を厳選して購入しました!
今回はそんな選ばれし書物をご紹介。
ばばん!
キングオブ名著。
第1版が発行されたのは1981年。
1983年、1997年に改訂を重ねながらも30年以上、輸液学初学者への1冊目として君臨する書です。
この本のお気に入りポイントは。
著者の和田先生と近藤先生、看護学校卒業間近な梶原さんとの対話方式で文章が進んでいくので、すんごく読みやすいんです。
ナトリウムやカリウム、脱水についての項目もあるので、国家試験的にも役立つと思います!
まずはこの本で「輸液とは何か」の地盤固めをしたい。
ドドドド。
絶対わかる抗菌薬はじめの一歩―一目でわかる重要ポイントと演習問題で使い方の基本をマスター
- 作者: 矢野晴美
- 出版社/メーカー: 羊土社
- 発売日: 2010/03/16
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 62回
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「抗菌薬について学ぼう」となったとき。
最初の1冊目はめちゃんこ悩みますよね。
岩田先生の抗菌薬の考え方、使い方Ver.3も考えたのですが、「今月中に読破」という縛りにより断念.
(合格したら購入したいのですが、現在のところ5年周期で改訂しており、2017年にVol.4が出るのでは!?という邪推とその厚みとが手を引っ込めました)
重要事項→問題演習、となっているので、受験脳に占領されている今こそ読むべきでは、と思いカゴへ。
次郎作ブログで有名な布施田先生もおすすめの1冊。
画像診断系も何か読んでみたい!と思っていたので購入しました。
おすすめポイントは、上記におなじく問題演習形式になっていること!
医学生でも十分にチャレンジするべき歯ごたえだと思います!
どの書店でも「レジデントコーナー」の中心に君臨する鉄則本。
症候学からどのように対応すべきかがQ&Aで書かれているので何とか読破できそうです。
「症候論」のアドバンスドとして、勉強に余裕がある学生さんならぜひ!
『トシ、1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい。できなければ解雇よ。』
- 作者: 田淵アントニオ
- 出版社/メーカー: SCICUS
- 発売日: 2009/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 14人 クリック: 44回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
たきい氏も読んでいる、不動のロング・ベストセラー。
所謂「接頭語」「接尾語」を理解して、効率よく医療英単語を覚えようってものです。
英語が苦手なひゃくとんにはめちゃんこありがたいですね!
第111回国家試験では、必修にて臨床英文が2問も出題されたので、
どこまで英語に時間を割くのかは微妙なところですが、
1週間で読み切れる体で書かれているのでQB Vol.7で足りないと感じるならば良い分量かもです。
低学年の医学生的には、続編である
『トシ、明日あなたの医療英単語でパリを救いなさい。できなければ離婚よ。』
のほうが、解剖用語メインなので即戦力になるかもしれません。
やっと読める……!
骨のお医者さんになりたいひゃくとん。
「整形外科を勉強するために、標準整形外科学の橋渡しとなる1冊」
を探していたのですが。
これ1択です!この本、めちゃんこ面白いです!!
すでに2月中にサラッとですが読み切ってしまったくらいです(笑)
登場人物の対話方式で章が進むのですが、
清水先生のイラストも非常に分かりやすくて、 かといって専門分野もしっかり解説があるんですよ!
国家試験でもよく問われる疾患から、実際の治療法まで。
「整形外科に興味のある学生」には必読の1冊です(`・ω・´)
……と。
こんな感じです。
いやぁ。
見事に有名どころばかりですね。
特に上3つは「研修医アベンジャーズ」のようなラインナップ。
強い(確信)
本当は。
救急の「研修医当直御法度」「外傷初期治療ガイドライン」なども欲しいのですが、既に初期研修医として働いている友人から「当直中・救急ローテ時に幾らでも読める」とのお言葉を頂いたので、今月中に読み切る(読みたい)ことを最優先した結果断念。
その他、それそれの分野の2冊目に読みたいものやマニュアル本、心電図や診断学なども追々購入していければと思います。
そういえば。
視聴期限が残っているので、症候論や救急のネット講座を流し見するのも良いかもしれませんね。
……ん?
まるで4月から働き始めるようなテンションですな?←
これで落ちてたらどうするねん。
ねんねん。
……まっさか。
その時のために敢えて、発行部数が多く改定の少ない名著を優先して購入したなんてことはありませんよ!?
国試浪人する程度には要領の悪いひゃくとん。
少しでも早く勉強して。
患者さんや先生、同期に迷惑の掛からない程度には知識を備えたいと思います!
がんばるぞい!!
いつもどうもです!
まだ読んでいない本だけで、長文記事をかける自分の情けなさよ。
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