※【注意】以下の記事を必ず読んでからご参照ください※
さて、お次はメックに移ります。
何度も言いますが。
各予備校についてひゃくとんが思ったことを淡々と書きます。
あくまでも私が聞いた・得た情報なので「間違っていることも多い」です。
『それはどう考えても違うやんけ!!』って方はコメントください、むしろ助かります。
用語説明。
予備校生:本科生として校舎に通う浪人生。本科生と同義(ネット講座受験のみの人は含まない)。
新卒:国試浪人初めて、国家試験としては2度目となる受験生。
多浪:国試浪人2回目以上、国家試験は3度目以上となる受験生。
MECとは。
Dr.孝志郎(以下KSR)をキャラクターとしてLINEスタンプにしてしまうくらい、とにかく「宣伝力と勢いのある」医師国家試験予備校(大学受験でいう河合塾のイメージ)。
概要や校舎の様子はHPにしっかり載っていますので。
今回は サイトでは知りえなかった情報をメインに、書き綴っていきたいと思います。
※MECに関してはデータ表を見ながら説明をしてくださったので、ひゃくとんのミスがない限り信憑性の高い数字ですばい。
生徒数やその構成比について
全国には合計221名在籍している。
東京校は昨年度95名。定員は172名だが、例年90~120名で推移し、校舎を引っ越してからは定員満員になったことはないらしい。
(以前の校舎では定員満員につき、入塾試験にて入校を決めていた時代もあったらしいが、いまでは地方校を含め4月中の申し込みならば誰でも入れるっぽい。)
出身大学は国立:私立=3:7で、男女比は男性が6割。
合格率について
全国については合/受=205/221の92.8%であり、東京校の新卒に関しては80名中79名が合格と圧倒的である。東京校全体としては86/91で94.5%であり過去最高であったらしい。(4人は体調不良や休校による未受験)
この結果から、多浪生の合格率が判明し、予備校に通っていても芳しくないことを追って知ることができた。
MECによると「合格メソッドという年間計画に少しでも則っていない生徒はたいてい合格率が悪い」とのことで、カリキュラムに則って授業に出席していれば合格は十分に可能である、との点はTECOMの意見と同一であった。
ちなみにMEC1年生合格率*1は出したことないとのことでした。
勉強会は必須!?「チームMEC」
MECとしては知識のアウトプットの場としての勉強会を推奨しており「仲間」を作ることをシステムに組み込んであります。
そのため勉強会グループに入っていない生徒(通称ぼっち)がいると、チューターさんが積極的にアプローチしてくるそうです(チューターさん本人談)。
最終的に「個人主義」の人間だと分かっていても年に6回のグループ学習がメソッドの一環としてあるため、予備校界一の在籍者数が仇となる可能性はあるとおっしゃっていました。(そのときも勿論サポートします!と鬼の形相で言われたことは今でも忘れない。)
チューターはいつもあなたのそばに。
1人1人にチューターがつく*2ため、困ったことやスケジューリングなど何でも相談に乗ってくれるとのこと。
過去には参考書購入のパシリや毎朝6時のモーニングコールというもはや医者にならないほうがいいのではないかという非常識な人間の頼みも聞いていたらしいが、国試関係のお願い事なら大抵はやってくれるらしい。
曰く「合格のためなら何でも提案する」らしく、緊張克服のために敢えて他校の模試を受験させたり、人生相談という名の飲み会をするチューターもいるが、この辺は正直チューターしだいとのこと。
チームMECであり、チーム2人*3の気持ちでやっていこうという意気込みを感じた。
穂澄先生*4の残した功績はあまりにも大きい!
2年前に退職したDr.穂澄(以下HZM)がやめてしまったのは正直イタイらしい。
事実、臓器別講座のテキストはいまだにHZM作成のものを少し改変したに過ぎない*5し、HZM在籍最後の年度の本科生合格率はMEC史上最高の91.2%であった。
しかしながら蓋を開けてみると、Dr.渡 の授業評価はなかなかで、昨年度の合格率は94.5%と過去最高を更新したのでHZMのテキストのおかげかもしれないが問題はないとしている。
さらに今年から、今までQB Online&Assistの講義を担当していたDr.清澤がMEC専属となったため、講師陣に不安はないらしい。(今まで不安があったのかは敢えて聞かなかった。)
実際に通っていた人達の意見。
・雰囲気は大学に近い。講義受けて、自習して、勉強会して、帰る。
・全員で行うイベントも多く、模試後に浪人生主体で飲み会を開催したりしているが、参加率は5~6割くらい?
・人数が多い分のメリット、デメリットは仕方ないと思う。
・無断欠席すると10回は連絡が来る。万が一欠席したら、その日の夕方から見られるVOD講座を欠席分見るまで帰れないとするチューターも。
・他校の模擬試験を受けている人は結構いた。
・意外と時間に余裕があるため、QB解いたりMEC斡旋の内部バイトをしているひともいた。
・解剖生理講座や一部の講座については東京校も映像講義。
その他、気になった点の箇条書きまとめ。
・出席確認は講義のコマ毎に行う
・建物のセキュリティカードがもらえるので、自習室は24時間365日使える@東京本校 ・・・・・・が、講義時間中は施錠されており、抜け出しての利用不可。
・基本的にどの教室でもWi-fiが使える
・コピー機はモノクロ10円/カラー50円。
私見。
よくもわるくも手厚いので「コレだけやってもらえばさすがに受かるだろう」感はすごいです。
そこを自分に合うかどうか見極めることが大切なのかなと。
また。
TECOM編でも書きましたが「MTMvsKSR」のような構図で比較するのは、結構きわどいですよね。
「好きな先生の元で学ぶ」ことも大切ですが、予備校となるともっと俯瞰した視線で比較することも大切なのだなと思います。
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