国浪とんコツ日記。

真面目に不真面目なお医者、ひゃくとんによるコツコツ便り。

追い出しオフ会をめちゃんこ楽しんだ国浪卒業生。〜表蓮華(おもてれんげ)篇〜

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八門遁甲・第一 開門……開!!

 

こんばんは、ひゃくとんです。

最近、繁華街に赴く機会が多いのですが。

 

朝から晴れ着でどこかへ向かう方。

花束を手に集合写真を撮っている人。

などなど。

 

世間は、卒業・送別会シーズンですよね。

 

そんな私も、ありがたいことに。

今回も、たきいさん氏主催「医大生ブロガーオフ会」に声をかけていただきました!!

ぱちぱち!

 

前回のオフ会(2016年夏)参加記事はこちら。

hyakuton100t.hatenablog.com

 

hyakuton100t.hatenablog.com

 

実はわたくし、あまりに楽しみにし過ぎて。

「春休み期間に参加者の皆さんのブログをほぼ全員分読破し、お話ししたいことをリストアップ」

してから参戦しました!!

 

その高まる気持ちは留まることを知らず、会場へは。

オープン1時間前、オフ会開始2時間前に到着。

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ですよねー。

 

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入店も当然1番乗り。

 

上記の”直前講座”資料を読みながらまったり待っていると。

続々とブロガーの皆さんが集まってきました!

わくわく。

 

開始前好例のお土産交換では、その参加者の多さも手伝って。

医大生ブロガーアソート」が完成しました(`・ω・´)

地元・卒業旅行のお土産関係が多く、具体的な画像や感想を述べられないのが残念ですが、どれもめちゃんこ美味しかったです(既にオール完食)

 

時が来ると。

幹事のたきいさんの音頭により、酒宴が始まりました!

うおー!!

 

始めの席では、オフ会初参戦のwakoさんとおしゃべり。

2度目の参加である私のほうが緊張してしまって申し訳なかったです苦笑

Med.y.mさんが製作したゲームを実際にダウンロードしてプレイしている旨を伝えたところ、凄く驚かれました(笑)

テーブルで会話しているなか、頷きながら黙々とゴハンを食べていたpiyoさんは印象的でしたね←

 

席替えのあとは 。

ばんぎゃるちゃんを中心に恋愛トークや化粧品トークで盛り上がり、

お隣になった ナダールくんとはアニメ話に花を咲かせました!

 

縁も酣になった頃。

突然、たきいさんから。

「今回、国家試験合格された皆さん。その場で立って頂けますか?」

との声。

 

ミゾミゾしていると。

なんと。

なんと。。。 

花束とケーキをいただいちゃいました!!

 

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なんというサプライズ(´;ω;`)ウゥゥ

(実は参加者のなかに誕生日の方がいるというダブルな贈り物)

 

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花束はカットしておうちで綺麗に咲いております!

 

さらに。

さらに。。。

 

ねくらひな子さんから。

参加者全員に、色紙のプレゼント!!!

セカンドサプライズ( ノД`)シクシク…

 

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こんなに素敵な色紙を頂けるなんて。。。

感無量です。

 

実はこの色紙。

幹事のたきい氏にも事前連絡していなかったほどのガチなサプライズプレゼント。

 

国試合格者だけでなく参加者全員分の手作り色紙に、

貰っていた全員が終始、口々に発していた言葉のほとんどが。

 

「すげー!」

 

ブロガーも、本当に驚いたときは、

語彙力が追い付かなくなるんだなぁとしみじみしました(笑)

 

そんなこんなで、1次会はあっという間に終了。

 

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解散間際にこはるんさんとお話しできたのが嬉しかったです!

 

直後にメンバーを集い。

2次会も我先にと参加!

るんるん!

 

開始早々、うーはなさんが突然。

「私、催眠術かけられるんですよ」

と、うーはなイリュージョンショーを始めたんですが。

 

お菓子さん とHashimoto さんが体験者となったところ。

見事にかかることなく終了。 

その後のぐっさんとの「ムンテラ(言い訳掛け合い漫才)」が最高でした(´∀`*)

 

そうこうしていると、気が付けば。

冒頭の「極秘マニュアル」を回し読みされるという羞恥プレイの流れに(*ノωノ)

極秘とは一体。

 

おみちくんからは「相変わらず凄いです」とお褒めの言葉を。

ホッピングガールさんからは「私の部分だけでも欲しい!」との声を。

たまごのひよこさんからは「記事の内容から在籍校まで推測されているなんて」との驚きと困惑を頂きまして。

嬉しいやらお恥ずかしいやら。

 

最後に回ってきて。 

どう考えても時間を掛け過ぎている完成度の高さや

ブログ愛によるまとめの結晶であるこの資料をまじまじと見ながら、

たきいさんが言い放った、

「この人、なんで国浪したんだ」

発言には一同大爆笑でした(*´▽`*) 

 

こういうことしてるから浪人してたのですよ←←

 

幸せな時間はすぐに過ぎてしまうもの。

終電などの兼ね合いもあり、2次会も終わりを迎えました。

 

今回はこの辺で……となるはず。

が。

 

あの時のひゃくとん。

朝まで帰れま10企画開催中だったんです!(突然何)

 

といいますのも、実はわたくし。

オフ会開催翌日に朝から九州旅行に出掛けるという

トンデモプランを計画していたので。

どうしても”始発”で帰らなければいけない

(朝一で羽田を離陸)

という縛りがあったのです!!

ででん。

 

というワケで。

今回も当然のように。

東京のナイトをオールで過ごしました(`・ω・´)シャキーン

 

場所を移動してまったり飲み再開。 

3次会では、なんと布施田先生が登場!

サードサプライズ!!

 お忙しい中お越し下さり、本当にありがとうございました!

 

出身地や所属大学地に始まり。

「学年」の呼び方や「MEC」の発音についてなど、

ローカルネタのトークテーマ等で盛り上がりました。

 

夜も深まり、タクシー組とお別れした後、

閉店時間と始発時間とには少し時間があったので、4次会も開催!

 

来年度国家試験受験生となる、たきい氏の決意などが聞けて良かったです!

 

夜が明けて。

街に明かりが灯るころ。

完全解散

 

1日中笑って。

1日中感動して。

ブログをやっていて良かったと実感した時間でした。

  

本当にありがとうございました!! 

 

。。。

 

……え?

感想が淡泊だし、今回は個々人へのコメントはないのかって??(´・ω・`)

 

 かつて、師はこう言いました。

禁術を使う条件は、自分の忍道をつらぬき守り通すとき!!

 であると。

 

ひゃくとんにとっては。

今が、そのときです!

 

八門遁甲・第五 杜門 ……開!!!

 

ということで。

オフ会への想いや個々人との詳細なコメントは後日アップします。

こうご期待!

 

いつもどうもです!

次回へ続きます故、クリックをぜひぜひ! 

参加者の方々のオフ会感想ブログも読めますよー!


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医師国家試験浪人生活・徹底比較!~自宅浪人編~

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在宅、という決意。

 

まずはこちらの記事たちをば。

 

hyakuton100t.hatenablog.com

 

hyakuton100t.hatenablog.com

 

いきなり、結論ですが。

上記の記事の通り。

 

【最重要】

宅浪生の合格率は例年30%前後です。

 

これは全国の総浪人数と国試合格率、各大手予備校本科生総数および国試合格率より自明であり、これから1年間自宅浪人をする上で必ず知っておかなくてはなりません。

 

特筆すべきは。

『浪人初年度であろうと多浪生であろうと、この合格率はほぼ変わらない』

という事実です。

 

何度も申し上げてきた通り。

これは暗に「予備校に通うべし!」といっているのではありません。 

 

実際。

最も効率が良く、良くも悪くも自由に1年間の勉強計画を立案・実行できるのは間違いなく自宅浪人です。

 

後日、自身の浪人生活についての記事でも述べるつもりでしたが。

ひゃくとんも、結果としては「自宅浪人からの合格」に分類されるかと思います。

(赤字の詳細については後日)

 

かといって。

上記の合格率を棚上げし、

ノイジーマイノリティーになるつもりもありません(´・ω・`)

 

今回はそのあたりも含めて

「自宅浪人の実際」についてまとめていきたいと思います! 

 

自宅浪人とした理由の圧倒的第一位は「金銭面」。

 

大学受験時と同様に。

浪人が決まった際、予備校に通わないと決める最たる理由は、やはりお金です。

 

どの予備校に通うにせよ。

本科生ならば約200~300万円の経費が新たに掛かります。

 

実際、本科生の中にも。

授業料のローン組成、生活費としてアルバイトを並行

とする方も少なくないと聞きます。

 

対して自宅浪人は、新たに問題集を購入・ネット講座を申し込むにせよ、

問題集のみならば総額10万円以下、ネット講座のみでも10~50万円前後

から準備することが出来ます。

 

特に、現役生時代にすでに問題集や予備校テキストを購入済みの場合。

直近の回数別過去問さえ手に入れば学習を始めることが出来、

medu4過去問データベースを利用すれば、無料で演習可能です。

 

自宅浪人を選んだ、その他には、

・家業を手伝わなくてはならなくなったため

・既婚者の方で育児との兼ね合いで予備校が良いが困難

・昨年本科生として予備校に通っており、使用していたテキストを繰り返そうと思った

 

などの理由で、自宅浪人を選択されている方々もいます。

 

「自宅」の定義は多種多彩!

今回の記事の重要ポイントの1つです。

 

大学受験における自宅受験といえば

「予備校などの本科コースには通わず、市販の問題集のみで試験に臨む」

方を指すかと思われます。

 

しかし、殊に医師国家試験に関しては。

「市販の問題集≒QB」であると同時に。

『完全にQBオンリーで宅浪している方は皆無』

であるということは重要です。

 

また。

「自宅」の定義も人によってさまざまで、

・自宅(下宿先)オンリー

・図書館やカフェ、有料自習室の利用

 ・(大学によっては)研究室や自習室が継続して利用できる場合

 

など、勉強環境も千差万別です。

 

だからこそ。

自分だけの勉強計画を立てることが急務となってきます。

 

メインはやはり、QBやネット講座!

自宅浪人生のメイン教材となるのは、やはり上記の2つになるようです。

特筆すべきはやはり、medu4の存在でしょう。

 

他の予備校のネット講座を受講すると平均して50~100万円ほどの費用となりますが。

medu4の講座は全講座を受講したとしても15万円でおつりが来ます。

 

※medu4については後日、詳細記事を書こうかと思っております。

 

また、QBについてですが。

QB Onlineによる演習が可能なので、ネット講座と併用して該当分野・苦手範囲を復習するといった活用法もできます。

 

新作問題対策は、模試・勉強会・ネットの情報で!

予備校に通わない場合、自習のみではどうしても手薄になってしまうのが、

新作問題(過去問ではない問題)に対する対策です。

 

これに関しては、手っ取り早く「各種予備校の模擬試験を活用する」方が殆どのよう。

 

浪人の友人間や後輩、先に働いている元同期などと、勉強会を開催することで知識の定着・勉強のペーシングを図る方も多いようです。

「同時期に浪人している知り合いがいない!」という方々にお勧めなのが。

Twitter界隈で流行っていた「みんチャレ」を利用するという手。

 

minchalle.com

 

Twitterやブログに限らず。

情報収集としてのインターネット(ネット掲示板)を利用する方もいるようです。 

 

ネット掲示板について、少し。

その最たるものである「2ちゃんねる」については、

私自身はまとめサイト程度しか見たことないのですが、

(そもそも見辛くて見方がよくわからない)

医学部用の場所もあるらしく、昨年利用していた友人は

「問題出し合ったり励ましあったり良い雰囲気だった」

と言っていました。

 

医学生は匿名掲示板でも気を使い合える、という好例なのでしょうか。

どちらにせよ。

性に合っている居場所が増えることは悪くないと思いますので、アンテナをたくさん張っておくことに越したことはないですよね。

自宅浪人をする、という覚悟。

ここまでは、自宅浪人の現状についてまとめさせていただきましたが。

宅浪をする上で、最も重要なことは。

自宅浪人をするんだ、という覚悟です。

 

厳しいことを申し上げますと。

 自分で学習できるのならば、

自分だけで本番で及第点の取れる勉強計画を立てることができるのならば、

そもそも国家試験不合格にはなりえません。

 

昨年度、受験に失敗した、という客観的事実を受け止め。

「自分を律することができる」

自信がなければ、1年間自宅浪人を続けて結果を残すことは相当に難しいと思います。

 

その日に勉強をサボっても、誰にも怒られません。

受けるべき講義、受験すべき小テストもありません。

勉強方法が間違っていても、根気強く訂正してくれる方がすぐそばにはいません。

 

環境を言い訳にせず。

一度以上、不合格になっている事実を隠さず。

 

それでも、自宅学習で合格してみせる!!

 

それほどの不退転の決意が必要だということを、肝に銘じ。

徹底した自己管理と念密で柔軟な勉強計画が大切である。

そう、感じました。 

 

その他、実際に自宅浪人をされた方々の意見。

・どうしても学生時代、部活動などに一所懸命で勉強量が足りていなかったような人以外は素直に予備校通ったほうが良いと思う。

・自分の計画が正しいかどうかの指標がないから、修正するためにも模試は多めに受けてた。

・特に勉強の計画は立てなかったが、浪人生は(昨年度学んでいるぶん)知識があるため、その知識を錆付かせないよう、早め早めで勉強を詰め込んだほうがいいと思います。

・予備校のネット講座と個別指導受けてた。自分だけじゃ全体に計画通りできないから、先生と一緒にノルマ表作って実行してた。

・一般・臨床が1問足らずだったので、バイトしながら自分のペースで過ごしていた。

Twitterなど、対外的に知識をアウトプットできる場を増やすことは良いと思う。

・同時期に不合格となり、予備校に通うことにした友人と月に1回勉強会をやって情報もらってた。 

・必修落ちしたため、直前期はQBを解くのはもちろん、必修対策を重点的に行った。

具体的には、手技と診察がみえる、ネジ子のひみつ手技、などで手技を確認したり、youtubeで手技を実際に確認したりした

・マッチング登録とか国家試験の受験票申請とか医師免許の申請とか、宅浪だと普通に忘れそうだったからカレンダーにこれでもかってくらいマークしてた

・「QB Assist」という講義動画が非常に分かりやすくて良かった。知名度の割には利用者が殆どいないけど、まとめて観るとネット講座いらないってくらい守備範囲広くてビビったくらい。 

・家族とまったり暮らしながら勉強できて、リラックスした環境だった。こうやって親と長い時間過ごせる機会もなかなかないから、凄く前向きにいられた。

 

 

。。。

 

全体的に、手厳しい長文記事になってしまいました(´・ω・`)

申し訳ないです。

 

何はともあれ。

自宅浪人は、予備校に通うのとは違った善し悪しがあります。

 

自分自身と相談して。

合格へ向けて、最適な浪人生活が送れることを切に願っております。

きがんがん!

 

いつもどうもです!

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【企画】医師国試浪人生のメンタル事情。

 

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こころの処方箋。

 

こんばんは、ひゃくとんです。

久しぶりに、予約投稿*1でのブログ記事です。

ずずん。

 

というのも。

今回の記事。

結構、重いんですよ。

へびぃ。

 

ダークな記事なので。

MP全回復している状態での閲覧

おススメします。

 

実際、ひゃくとんも。

この記事を推敲するたびに落ち込んで、なかなか更新できませんでしたので←

満を持しての更新!?

いいえ。

満身創痍の更新です(´・ω・`)

 

下らない前置きはこの辺で。

今回のテーマは、浪人生活における精神状態(メンタル・モチベーション)についてです。

ぱちぱち。

 

国試浪人生は鬱々としやすい。

理解のある方々は。

「全国の医学生が必死に勉強しても下1割は落ちる」

「試験を受けられる=医学部卒業できただけでも相当の努力」

という、ありがたいお言葉をかけてくださいます。

 

でも。

だからこそ。 

客観的事実として存在する

『合格率90%の試験に不合格となった者』

という立場は、本人にとって相当に辛いものです。

 

受験する度に下がっていく合格率。

先に臨床現場で働く同期の活躍と自分との疎外感。

 

その現実に耐えながら、1年間勉強をし続けることとなります。

 

不合格決定直後の心境。

ひゃくとんの場合。

既に引っ越しが完了し、インターネット回線を開通させた次の日に。

 

部屋の隅で、1人で確認しました。

 

私の部屋は現役生が固まっていたからなのか。

合格発表速報の受験番号は殆どが連番で、私の受験番号が「ない」ことに気づくのには時間がかかりませんでした。

 

あ。

ない。

 

穴がすっぽり抜けているように。

自分の存在が、なかったことになってるんです。

 

私、医師になれないんだ。

 

そのことが分かった瞬間。

本当に、自然と涙が零れていました。

 

しばらく泣いて。

やっと不合格を理解し、周囲への報告をしているうちに落ち着いては来ましたが。

 

心は、そこにはありませんでした。

 

受け入れが出来た後に感じてくる”他人の目”

国浪生といっても一枚岩ではなく。

 

全力で勉強したけれどあと数点で落ちてしまった方。

部活に精を出し、卒業試験で完全燃焼してしまったために

国試本番ではめちゃんこに足りなかった方。

 

様々な理由で不合格となる方がいて、

当然、それぞれが抱えこむメンタル事情は異なってくるでしょう。

 

しかしながら。 

大学受験時代の浪人と違い「合格率90%」がどうしても重くのしかかってきます。

 

自分の状況を冷静に見つめることができるまで回復すると。

次に牙を剥くのが。

 

周囲の視線です。

 

自分の同級生はもう働いているのに。。。

また親に迷惑をかけてしまった……

後輩と同じタイミングで国試受けるのかーー

 

という自分の鬱々とした思いは。

 

同期は落ちた私のことをバカにしているに違いない。

親不孝な子供だ。

後輩からも弄られてしまうんだろうなぁ。

 

という、被害妄想を生みやすいようです。

 

周囲の人間も。

「○○さん、国試落ちたらしいよ」

「そうなんだ……!まぁ、確かにあいつはなぁ……」

と、国試に不合格となったことをダシに、

普段その人に思っていたことを吐露しレッテル張りをしてしまいがち。

 

友人のちょっとした一言に過剰反応したり。

心配して掛けてくれた言葉を深読みして落ち込んだり。

 

いつも以上に、日常に対して神経過敏に陥りやすいようです。

 

「国試浪人」という事実は息抜きも重くのしかかる。

一年間、勉強づくめの生活といっても。

メリハリをつけるため、たまには「息抜き」をすることも大切です。

 

食事や飲酒に始まり。

趣味やお出かけ、旅行まで。

 

自分にあったストレス発散方法でリラックスし、

日々の勉強に勢いをつけることは非常に重要です。

 

ところが。

 「浪人生は遊んではいけない」という後ろめたさからか、

息抜きの仕方が苦手になってしまう人が多い気がします。

 

映画を観ていても内容が頭に入って来ず。 

せっかく準備して旅行にでかけても、上の空。

 

オフの時はオフとして完全に気持ちを切り替えて、

全力で休むことに魂を注ぐことに集中すべきだと思いますが。

そうもいっていられない精神状況なのが、浪人生の豆腐メンタルなんですよね。

 

メンタルが落ち込む時期。

 国試浪人生の気持ちがダウンしやすい時期は、おおまかに3度。

・浪人生活が始まって間もない春~梅雨

・ 科目別の学習が一通り終わる秋口

・直前期 

が最もメンタルブレイクしやすい時期のようです。

 

その他、マッチングの時期など、各イベントでも鬱憤とした気持ちに陥りやすいようです。

 

皆がテンション下がりやすい時期を把握しておくことは、

後述する、自分のメンタルと向き合ううえでとっても大切な指標です。

 

気温、気圧、胃の調子、ストレス下など。

どのような因子が合わさると落ち込みやすくなるのか、見極めたいところです。

 

本番で身体症状が現れそうなら、迷わず配慮事項申請書を!

気が滅入る期間にかかわらず。

私たちは、精神状態が不安定な場合は、往々にして身体にも支障が出てきてしまうもの。

 

イライラや全身倦怠感、貧乏ゆすりに留まらず。

極度の緊張による嘔気や腹部症状など。

 

どんなに万全を期していても、本番での自身の心身コントロールができるとは限りません。

 

そんな時には。

我慢せず、躊躇せず、一人で悩まず。

配慮事項申請書を提出しておきましょう!

 

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7  受験に伴う配慮
 視覚、聴覚、音声機能又は言語機能に障害を有する者で受験を希望する者は、平成28年10月3日(月曜日)までに試験地を管轄する地方厚生局又は地方厚生支局に「国家試験の受験に伴う配慮事項申請書」 [82KB]を用いて申し出ること。申し出た者については、受験の際にその障害の状態に応じて必要な配慮を講ずることがある。

  ※ 医師国家試験の施行について|厚生労働省 より引用

 

こちらの申請書。

障がい者の方はもちろんのこと。

頻尿や下痢などの対応もしてくれます!

 

本番までに、なかなか改善しないと思ったら。

悩まず、悠然と申請して安心して試験に臨める体制をつくりましょう!

 

※ 配慮事項申請についての情報を下さったS氏、本当にありがとうございます!

自分のメンタルとの、うまい付き合い方。

ここまで。

実際にうつっぽくなってしまう例を中心に取り上げてきましたが。

 

やはり。

対策したいですよね。

 

これは、私からのおせっかいなのですが。

「うつヌケ」は、気分が落ち込んでいる方々に是非とも読んでほしい本です。

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

 

 

気持ちの沈みは、必ず訪れます。

だからこそ「メンタルやられてるなー」と、

自分の「鬱」な気持ちから正面に向き合い、付き合っていくことが

メンタルコントロールの基本です。

 

落ち込んでも良いんだ。

あとちょっとだけ勉強しよう。

 

という小さな成功体験を積み重ねて、

モチベーションをキープしたいところですね。

その他、寄せられた御意見。

・学年では上位だったのに国家試験では結果を残せなかった。自分より勉強してなかった、成績が悪かった同級生が合格しているのが耐えられなかった。

・落ちたショックから1カ月は勉強出来なかったけれど、まずは1問解いてみたり、去年のノートをパラパラめくったりして少しでも勉強に気持ちがいくように心がけていた。

・模試の結果が出るたびに塞ぎ込んでたけれど、復習して二度と間違えないように徹底して復習することで落ち込む時間を極力つくらないようにしていた。

・メンタルを保つために、日々のランチは美味しいところにしようと決めていた。

・国家試験前日から終日まで毎日ビール(スーパードライ)を3Lくらい飲んでいた。休み時間は喫煙所でTwitterみて、試験終了後は答え合わせをせず、同級生と飲みまくっていた。

・元同期の活躍を見るたびに鬱になるから、Facebookアプリは一年間削除してた。

・ペットショップの犬を見に行く。ハーブティーを飲む。何でもいいから、心が休まることを無理やりにでも探してリストアップしとくことがおススメ。いざって時にその中から適当に選んで気持ちを落ち着かせていた。

・どんなに勉強が進まなくても、趣味の時間だけはしっかり確保しようと決めていた。

勉強→趣味→勉強→趣味の繰り返しで淡々と過ごして毎日取り組むようにしていた。

・不合格が決まって泣きじゃくってどうしようもなくなったとき、最後に味方になってくれたのは親だった。浪人を機にじっくりと話せるようになれたのは大きいと今でも思う。

・「やる気を出す→勉強する」のではなく「勉強する→やる気が出る」ものだと思っているから、まずは椅子に長時間座ることから始めてみた

・浪人して全く気力がなくなって、心療内科でお世話になった。「うつ」と聞くと尻込みしてしまうし自分を否定してしまいがちだけど、薬を飲めば治るんだと良い意味で前向きに治療していた。

・ネットでも散々言われていたので、毎日日光だけは浴びるようにしてました。 

 

。。。

 

月並みではありますが。

みんな、同じように悩んでいて。

実際に、上手くコントロールできている人がいるということも、心強い事実です。

 

そして何より。

周囲の皆は、悩んでいるあなたの味方です。

 

自分と向き合って。

周囲に支えてもらって。

 

少しずつ、前を向きながら日々勉強する。

 

少しでも辛くなったら。

私も力になります。

 

いつでもコメントしてくださいね!(`・ω・´)


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